東京大学医科学研究所附属病院泌尿器科のホームページへようこそ
東京大学医科学研究所は、明治27年(1894年)に伝染病研究所として設立された日本でもっとも歴史ある病院の一つです。その後時代の流れとともに形を変えながら、医科学研究所の附属病院として基礎研究からその臨床応用へと医学の進歩へ重要な役割を果たしてきました。
そして2020年ロボット手術など技術革新の目覚ましい泌尿器科分野の先進医療を患者様に提供するために泌尿器科が開設されました。私たち泌尿器科は、久米春喜教授(2017年就任)の指導する東京大学医学部泌尿器科学教室にて研鑽を積んできた医師らにより構成されます。そのため全ての治療方針および治療技術は東京大学医学部泌尿器科と同様となっております。この情報社会で日進月歩の医療をリードするために、各分野の専門知識を有する多くの医師が集まる東京大学医学部泌尿器科のカンファレンスで治療方針を検討し最新、最善の医療を患者様へ提案致します。
当科所属の医師は全員、日本泌尿器科学会専門医であり、ロボット(da Vinci Xi)手術認定を受けております。また学会の腹腔鏡手術技術認定資格およびロボット手術の指導医であるプロクター資格を有する常勤医師が全ての手術の実施または監督にあたっております。腹腔鏡手術、ロボット手術を主体とした低侵襲手術の他、経尿道的内視鏡手術など一般的な泌尿器科手術も行っております。手術以外では前立腺がん、腎がんなどの悪性腫瘍の化学療法や内服薬治療のほか、良性疾患では排尿障害や過活動膀胱、尿路結石、PSA検診などの一般外来診療も幅広く行っております。
東京大学のミッションとして外来診察や手術を行うのみで満足することなく、日々、医学の進歩のために研究心を持って日常診療に当たっております。医科学研究所という恵まれた環境の中で、各医師が臨床と並行してライフワークとなる基礎研究を遂行しているのも当科の特徴です。
当院ではCT検査やMRI検査などお待たせせずスムーズに予約できるよう工夫しております。患者様、ご家族様に満足いただけるエビデンスに基づいた最新の医療を提供しながら医学の進歩に貢献して参ります。